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小児歯科のシーラントでむし歯のリスクを減らす

2019/06/03

皆さんは、子どもの歯である乳歯がむし歯になりやすい理由をご存知でしょうか。

 

それは乳歯の歯質そのものが永久歯と異なる点があるだけでなく、表面の形状に虫歯になりやすい特徴があるからです。

 

今回はそんな乳歯がむし歯になりやすい理由と、シーラントによる予防処置について詳しく解説します。

 

乳歯の歯冠は複雑な形をしている?

 

私たちの奥歯には、小窩裂溝(しょうかれっこう)と呼ばれるデコボコとした凹凸があります。

 

この部分が奥歯同士で噛み合うことで、食べ物をすり潰したり、噛み砕いたりすることが可能となるのです。

 

そして、乳歯と永久歯を比較すると、この小窩裂溝の形に違いがあることがわかります。

 

それは乳歯の小窩裂溝の方が複雑という点です。

 

デコボコが複雑だと、食べ物も咀嚼しやすいように思えますが、同時に、食べかすやプラークなどが残存しやすくもなるのです。

 

その結果、乳歯はむし歯にかかりやすくなっているのです。

 

シーラントで歯の表面を滑沢に

 

小児歯科や予防歯科で行われる「シーラント」とは、レジンなどで構成された樹脂のような素材を小窩裂溝に流し込む歯科処置です。

 

きれいに形を整えたあとは、光を照射することでレジンが固まります。

 

すると、複雑だった小窩裂溝がレジンによって埋められ、表面を滑沢に仕上げることができます。

 

歯の表面に凹凸がないわけですから、食べ物やプラークなどが堆積することもなくなり、むし歯のリスクを引き下げることにつながるのです。

 

小窩裂溝は、食べ物を咀嚼しやすいように形成されているものですので、それをシーラントで塞いでしまうことはマイナスでしかないように思えますが、むし歯になってしまっては元も子もありません。

 

ですから、メリットとデメリットを天秤にかけた上で、シーラントを充填した方が良いと判断した場合に、処置を施します。

 

まとめ

 

このように、子どもの歯である乳歯は、比較的むし歯になりやすい傾向にあるため、シーラントなどを充填して、積極的にむし歯予防を行いましょう。

 

当院の小児歯科では、予防目的でシーラントだけではなく、フッ素塗布なども行っております。

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